【冬支度】雪囲いの針金作業をラクにするプライヤの選び方

【冬支度】雪囲いの針金作業をラクにするプライヤの選び方

いつもありがとうございます!
プライヤ一筋86年、代表取締役のConnyです。

11月に入り、新潟の山はすっかり色づきました。
燕三条のまわりでも、庭木に竹を立てて縄で縛った「雪囲い」が少しずつ増えてきて、ああ今年も冬が来るなあと感じる季節です。

雪囲いは、雪の重みで庭木の枝が折れたり、窓ガラスや植え込みが傷んだりしないようにする、雪国の大切な冬支度。
支柱や板を留めるのに、針金(番線)を使うご家庭も多いと思います。

でもこの作業、寒い中で針金を何十本も切って、ねじって…指先がかなりツラいんですよね…(笑)

この記事で紹介する商品

雪囲いの針金作業、どこがツラいのか

雪囲いの針金作業がツラいのは、「切る」「ねじる」「奥まで手を入れる」を、寒さの中で何十回もくり返すからです。

  • 切る:針金を必要な長さに切るたびに、別の道具に持ち替えるのが面倒
  • ねじる:素手やゆるい工具だと、ねじりが甘くて雪の重みでほどけてしまう
  • 奥まで手を入れる:枝が込み合った庭木の内側は、手を入れると枝で手や腕をひっかく

しかも作業するのは、冷たい雨やみぞれが降る日も多い11月。
濡れたまま置いておいた工具が、春に出してみたらサビだらけ…ということもよく聞きます。

針金をねじって留める、基本の手順

針金はプライヤで両端をまとめてつかみ、同じ向きにねじって、最後に切り口を内側へ折り込むのが基本です。

  1. 支柱と枝、または支柱どうしに針金を回し、両端をそろえる
  2. 両端をプライヤでいっしょにつかみ、軽く引きながら同じ向きに3〜4回ねじる
  3. 余った先をワイヤーカッターで切る
  4. 切り口を内側に折り込んで、手や幹に当たらないようにする

ねじりすぎると針金が切れてしまうので、「締まったな」と感じたらそこで止めるのがコツ。
幹に直接針金を巻くと木を傷めるので、幹側には縄や古い布をかませてくださいね。

太い番線(#8、直径約4mm)を何本も切る場合は、プライヤより番線カッターやボルトクリッパーのほうがラクです。
家庭の雪囲いでよく使う細めの針金なら、ワイヤーカッター付きのコンビネーションプライヤ1本で「つかむ・ねじる・切る」がまとめて済みます。

なぜプライヤメーカーが雪囲いの話をするのか

当社は1940年に新潟県三条市で創業した、プライヤ専門メーカーです。
雪国・燕三条で86年、職人さんや農家さん、ご近所の皆さんの冬支度を、道具の側から見てきました。

針金を「しっかりつかんで、ねじって、切る」は、まさにコンビネーションプライヤが生まれた理由そのもの。
つかむ口元の歯の形、ねじるときに手に力が入るハンドル、刃の当たり方まで、プライヤ一筋でつくってきた私たちだからこそお伝えできる選び方があります。

雪囲いにおすすめのプライヤ4選

1. ゼブラカラーコンビ(グリップ付)PL-200GB|サビに強い基本の1本

ゼブラカラーコンビ PL-200GB 雪囲いの針金を切る・ねじるワイヤーカッター付きコンビネーションプライヤ 「つかむ!挟む!回す!切る!」を1本でこなす、グリップ付きの元祖コンビネーションプライヤです。
釘や針金を切れるワイヤーカッター付きで、雪囲いの針金作業がこれ1本で完結します。
本体はカチオン電着塗装で、メッキ品の約10倍の防錆力。冷たい雨やみぞれの中で使う冬支度にぴったりです。

全長206mm/重量275g/最大口開き25mm(2段階調節)

PL-200GB をショップで見る →

2. ゼブラカラーコンビ(グリップ付)PL-150GB|小さな庭木・植え込みに

ゼブラカラーコンビ PL-150GB 小さな庭木や植え込みの雪囲いに使える小型コンビネーションプライヤ PL-200GB と同じ、サビに強いカチオン黒塗装とワイヤーカッター付きの小型サイズです。
重さは170gと軽く、手が小さい方や、低い植え込み・鉢植えの冬囲いにも扱いやすい大きさ。
手になじみやすいPVCコーティングのグリップで、軍手をしていても握りやすいです。

全長168mm/重量170g/最大口開き20mm(2段階調節)

PL-150GB をショップで見る →

3. バネ付きコンビネーションプライヤローレット PL-200S|何十本もねじる連続作業に

バネ付きコンビネーションプライヤ PL-200S 雪囲いの針金を連続でねじる作業に向くバネ付きプライヤ 手を開く力をバネが助けてくれるので、針金を何十本もねじる連続作業でも手が疲れにくい1本です。
柄は手の感触を大事にするプロに好評な、削り出しのローレット(すべり止めの刻み)仕様。
家まわりの雪囲いを1日で一気に仕上げたい方におすすめです。

全長203mm/重量270g/最大口開き25mm(2段階調節)

PL-200S をショップで見る →

4. ハイパーロングプライヤストレート HLS-300|枝の奥まで手が届く

ハイパーロングプライヤストレート HLS-300 込み合った庭木の奥の針金をつかめるロングリーチプライヤ 全長295mmのロングリーチで、枝が込み合った庭木の内側の針金にも、手を入れずに届きます。
ラジオペンチと違って剛性の高いハンドル形状なので、ねじれやしなりに強く、奥の針金もガッチリつかんでねじれます。
軟らかい針金ならφ3.2mm位まで切れるワイヤーカッター付き。材料はクロームバナジウム鋼です。

全長295mm/重量360g/最大口開き25mm(2段階調節)

HLS-300 をショップで見る →

どれを選べばいい?使い分けの目安

  • まずは雪囲い用に1本だけ欲しい → PL-200GB
  • 低い植え込みや小さな庭木が中心 → PL-150GB
  • 家まわりを一気に囲うので、手の疲れを減らしたい → PL-200S
  • 枝が込み合った松やツツジの内側まで留めたい → HLS-300

ハウスのビニール外しなど、秋の農作業の道具は秋の農業工具のコラムでご紹介しています。
「ペンチとプライヤって何が違うの?」という方はこちらのコラムもどうぞ。

よくある質問

Q. 雪囲いの針金は何で切ればいいですか?

家庭の雪囲いで使う細めの針金なら、ワイヤーカッター付きのコンビネーションプライヤ1本で切れます。
#8のような太い番線をたくさん切る場合は、番線カッターやボルトクリッパーを使うとラクです。

Q. 雪囲いはいつごろやればいいですか?

新潟では、初雪の前の11月中に済ませておくと安心です。
山沿いなど雪の早い地域では、11月の早い時期から始めるご家庭も多いです。

Q. 針金がほどけないねじり方のコツは?

両端をプライヤでいっしょにつかみ、軽く引きながら同じ向きに3〜4回ねじるのがコツです。
最後に切り口を内側に折り込むと、ほどけにくく、手もひっかけません。

Q. 冬の屋外で使うと工具がサビませんか?

カチオン電着塗装の PL-200GB と PL-150GB は、メッキ品の約10倍の防錆力があり、雨や雪の中の作業に向いています。
どの工具も、使い終わったら水気をふき取ってからしまうと長持ちします。

Q. 庭木の奥の針金に手が届きません。

全長295mmの HLS-300 なら、枝の内側に手を入れずに針金をつかんでねじれます。

長く使うために

雪囲いの道具は、春に外すときにももう一度出番があります。
使い終わったら泥と水気をふき取り、ときどき支点(かしめ部分)に油を一滴さしておくと、来年もスムーズに動きます。

IPSでは、商品を長く使っていただけるよう無償修理サービスも行っています。
燕三条でつくった道具を、毎年の冬支度の相棒にしていただけたら嬉しいです。

今回ご紹介した商品

PL-200GB をショップで見る →

PL-150GB をショップで見る →

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雪が降り出す前の、ひと仕事に。
ほかのプライヤはDIYカテゴリやゼブラシリーズからご覧いただけます。
皆さんの冬支度が、少しでもラクになりますように!

IPSの道具を使ってみたご感想は、Googleマップの口コミでも聞かせていただけると励みになります◎

私が担当しました!

Conny

Conny

株式会社IPS PLIERS代表取締役
1992年新潟県三条市生まれ。幼少期は和釘の工房で育つ。大学進学を機に上京。
都内のアパレルブランドで勤務していた頃に、燕三条のモノづくりの偉大さを再確認して帰郷。
音楽とファッションが好き。

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